M&Aが行われるビジネスシーン

#1 事業承継・相続・早期リタイア

事業承継・相続・早期リタイア

会社売却で、相続への対策を

日本は、欧米諸国と比較しても相続税負担が非常に大きい国です。特に、非公開企業のオーナーにとっては、自社株を相続税財産評価され、相続財産総額が大きくなることで、相続税の支払いや、相続財産の分配など相続争いの元になってしまいます。

早くから後継者が決定している会社は対策を打つことも可能ですが、後継者が未定のうちに相続が発生した場合、相続税納付期限までのわずか10ヶ月で後継者・相続分配まで全てを拙速に決定することになってしまいます。万が一の事態が起こる前に、M&Aというソリューションを活用した相続対策を考えることも可能性の一つです。

事業承継は理念を重視して譲渡する

家族経営を続けてこられた企業にとって、事業を家族以外の方に譲渡することに抵抗感がある方もいらっしゃいます。長年、ご家族で守ってきた事業、従業員、取引先を信頼できる方にきちんと承継したい。と思われるのは当然です。

譲渡先の決定は、売却金額や条件など様々な要因から意思決定なされるものですが、その意思決定ファクターの一つに経営者の理念に共感できるかという視点を加えてみることが、M&A後何十年も続くそのビジネスにとっては大切であると言えます。

後継ぎに関する問題や後継者不足への対応

後継者不足の問題はよく取り沙汰されます。世代を跨げばビジネス環境も変化し、人間性も変化していきますので、必ずしもご家族に承継できるという企業ばかりではありません。

自身の後継者を探すよりも、自社の販売先を欲しがっている同業の会社に売却することで、ビジネスの拡大を図り、従業員の雇用を守ることが大切という考え方も一つの経営戦略といえます。

また、後継者が早い段階で見つかってない場合は、M&Aにて売却し、早期リタイアを検討する方もいらっしゃいます。体力的な余裕がある内に、時間と金銭的な余裕を手に入れ、ご自身が今までチャレンジできなかったことに取り組まれている経営者の方もいらっしゃいます。

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